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これからぜひ知っておくべき若手注目フォトグラファー10人を紹介

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21世紀生まれ現代を生きる若き写真家10人を紹介
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2000年以降に生まれた21世紀を生きる、日本の若手写真家達10人をご紹介。

今後の日本の写真界を担っていくであろう、強烈な個性を持つ若手の天才達を集めました。

若手写真家達のインスタグラムも一緒にまとめましたので、フレッシュな若手写真家の才能を是非チェックしてみてください。

インスタグラムから見る知っておくべき若手写真家10人

17歳にして大人気の若手写真家:吉川然

まず、ご紹介するのは若手写真家一人目は「吉川然」さんです。

弱冠17歳にして、ミュージシャン「吉田省念」さんのアルバム『桃源郷』のジャケットを手掛ける人気若手写真家です。

プロカメラマン、写真家を父に持つ吉川さんは、ものごころついた頃には首からカメラを提げているほど写真が身近な環境で育ったと言います。

そんな彼は、2016年頃にSNSにアップした写真が話題になり注目を集めました。

最近では、フジテレビドラマ「平成物語」のキービジュアルや、バンド「リーガルリリー」のCDジャケットを担当しています。

『写真を撮る時に意識していることは?』と聞かれ「今まで誰も撮ったことのないようなおもしろい写真を撮ろうというのを一番意識しています」と語っている吉川さん。

その言葉通り、彼の写真は他の人には思いつかない構図と発色で見る者を圧倒します。

1枚の写真を何回も見返したくなる魅力ある表現は、他の人には真似できない才能です。

彼のインスタグラムでは、ポートレートから風景画、静物写真まで様々な作品をアップしています。

若手写真家としての才能をぜひその目で確かめてくださいね。

女子高生にしか撮れない透明感:葵

若手写真家2人目は三ツ矢サイダーのタイアップ企画に選抜されたり、数々の写真誌に取り上げられたりしている写真家「葵」さん。

彼女は、光と影を巧みに使ったフィルム写真が得意です。

今年高校を卒業する彼女が、自身も高校に通いながら撮影した作品は、刹那的な美しさに溢れています。

女子高生にしか撮れない透明感のある作品を楽しみたい方は、葵さんをチェックしましょう。

また、2020年3月には個展『未完成な青』を開催。

『ソラリーマン』 や『スクールガール・コンプレックス』で知られる「青山裕企」さんとのトークイベントも行っています。

高校の集大成となる展示を行った、彼女の今後に期待です。

夢の中にいるようなポートレート作品:senobi

先ほどご紹介した葵さんとグループ展を行っていた、同級生の若手写真家「senobi」さん。

フィルムで撮影した彼女の写真は、どこか夢の中のような雰囲気が独特の作家性と言えるでしょう。

ファンタジーの世界に迷い込んだような不思議な世界観に魅了される人が続出。

特に、10代から20代の女性に熱い支持を受けています。

また、自分で書いた文字を使ってロゴデザインも行っている彼女。

写真にセンチメンタルな言葉を被せた作品も人気を集めています。

哀愁と近未来感な世界観が好きな方におすすめ:toraphy(山田 虎太朗)

『エモい』写真が好きな方は、是非「toraphy」さんもチェックするべき若手写真家。

高校生になってから写真を撮り始めたという、現在18歳のtoraphyさん。

現在では、渋谷道玄坂上のライブハウス「WOMB」のオフィシャルフォトグラファーをしています。

さらに、クリエイティブ集団「ATR Creative」の代表も務める実力派です。

そんな彼の写真は、自他ともに認める『エモい』写真。

彼はポートレートからライブ、街並みなど様々なジャンルを撮影していますが、共通してエモいのが特徴です。

例えば新宿歌舞伎町や原宿といった都会の喧騒でもtoraphyさんの手にかかれば、サイバーパンクでどこか哀愁漂う作品が出来上がります。

誰もが感じたことがある、都会の寂しさをありありと描き出した作品は一見の価値ありです。

感性を揺さぶられるような写真に酔いしれてください。

アラーキーも撮影した20歳の天才:柘植美咲

2018年の『ポカリ広告カメラマン募集キャンペーン』の募集に応募し、見事選抜された女子高生、若手写真家「柘植美咲」さん。

彼女の撮影したポカリスエットの広告写真が注目を集めて話題になりました。

彼女が撮影した女子高生たちの写真は、野外広告として様々な場所に展示され多くの人の目に留まりました。

柘植さんは現在は20歳になり、アー写(アーティスト写真)や映画のスチール写真を撮影しています。

日本を代表申う大御所「荒木経惟」さんのエキシビションで撮影を手掛け、さらに注目度を上げています。

そんな彼女の作品は、ノスタルジックな雰囲気の写真が特徴です。

自身が高校に通いながら撮影した女子高生の時の写真は、胸が締め付けられるようなセンチメンタルな雰囲気。

卒業してからの作品も、遠く懐かしい思い出のようなたたずまいで、見る者を魅了します。

グループ展も行っており、今後の活躍が楽しみな写真家です。

ときめく瞬間を切り取る16歳:藍嶋しお

「藍嶋しお」さんは日常の瞬間を切り取り、キラキラとした作品に落とし込む高校生の若手写真家。

16歳という若さながら、写真家向け情報サイトのライターとしても活躍しています。

インタビューで写真を撮る理由について聞かれた時に「自分の目で見たときめいたものを残したい、というのがいちばん大きい理由」と答えた彼女。

そう語る通り、彼女の写真は見ている者の心をときめかせる魅力に溢れています。

特に青を使った写真が印象的で、空やラムネ瓶、アジサイなどをモチーフに、清涼感のある写真を撮影しています。

そこにあるニオイや音まで写り込んだような、透明感あふれる作品を是非チェックしてください。

フォロワー数1万人超え!映像も手掛ける大人気写真家:増田彩来さん

インスタグラムのフォロワー数、1万人超えの大人気若手写真家「増田彩来」さん。

SNSを通じて本格的に写真を撮るようになったという彼女の写真は、ポートレートが中心です。カップルの切ない関係性を描いた写真や、刹那的な女性の美しさを切り取った作品を多数アップしています。

写真を見ながら、裏に隠されたストーリーを考えたくなる魅力がある作品です。

彼女の創作は映像作成にまで広がり『ブルーバーズの詩』という映画を作成するためのクラウドファンディングをスタート。目標額の3倍近い支援額を受けて終了しています。

『ブルーバーズの詩』は現在撮影中で、写真と同じく切ない雰囲気のティザー映像が公開されています。

枠にハマらない才能の持ち主、若手写真家”増田彩来”さんから目が離せませんね。

写真家だけでなく、モデル・女優・デザイナーとして活躍する多才な20歳:田中芽衣

田中芽衣さんは若手写真家としてだけでなく、モデル・女優・デザイナーとして活躍する多才な20歳。

インスタグラムのフォロワーは約40万人と日本人のみならず世界中から大人気です。

女優としては『資生堂』のCMやドラマ『新米姉妹のふたりごはん』に出演しており、特に同世代の女性から熱い支持を受けています。

そんな彼女はフィルムカメラを使い、風景画を中心に作品を発表。

海外で撮影された作品も多く、暖かい作風です。

行ったことのない土地でも懐かしい気分にさせてくれる魅力があります。

2018年には初の写真展を開き、大成功を収めた田中芽衣さん。今後も、多方面での活躍が期待される若手写真家ですよ。

感情を揺さぶる天才。自信がデザインするコレクション作品も注目:池谷陸

カッコイイ写真がお好みの方には「池谷陸」さんがおすすめです。

20歳という若さながら、感情を揺さぶる写真を数多く撮影している若手写真家です。

池谷さんは写真家としてだけでなく、ファッションデザイナーの顔も持っています。

自身がデザインするブランド「コムジュスイ(comme je suis)」のグラフィックや映像を担当し、ミステリアスで力強いコレクション作品を多数発表しています。

ファッションフォトに留まらず、ポートレートや静物写真など様々なジャンルを撮影する池谷さん。

2019年に渋谷ヒカリエで行った個展では、自然物に自身の感情を被せた作品を展示。無感情であるはずの木や土に感情を与え、観客を夢中にさせる空間を作り出しました。

写真雑誌に作品やインタビューが掲載されたり、有名俳優の撮影を手掛けたりしている彼は、今後の写真界を担う若手写真家のひとりと言えるでしょう。

社長も務める19歳の写真家:井上 桂雪

弱冠19歳にしてカメラマンとして開業し、活躍している「井上 桂雪」さん。

小学2年生から写真を撮り続けているという彼は、17歳の時に『阪南フォト』を開業しました。

その行動力と写真技術が注目され、TV出演も果たしています。

彼の作品は風景からポートレート、鉄道、動物など様々なジャンルにわたります。

インタビューで『これから撮っていきたいジャンル』について聞かれた時も「今まで自分が撮影したことのないジャンル」と語る彼。

そのアグレッシブなスタイルで、今後も活躍の場をどんどん広げていく若手写真家ですね。

まとめ:若き才能を持つ彼ら彼女らから目が離せない!

今後の写真界をけん引していくであろう2000年以降に生まれた若手写真家をご紹介してきました。

今回ご紹介した若手写真家達は、現在も精力的に活動を続けている若者ばかりです。

若き才能の21世紀における今後の活躍に期待しましょう。

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