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言わずと知れた草間彌生美術館。「行こうと思っている」という方も多いのではないでしょうか。今回のMUTERIUM編集部のレビューでは、草間彌生美術館のアクセス情報や展示内容をまとめました。これから草間彌生美術館へ行かれる予定の方は、ぜひチェックしてみてください。
草間彌生美術館の基本情報やチケット購入方法は、以下のページにまとめています。
目次
草間彌生美術館への行き方・アクセス
- 所在地:〒162-0851 東京都新宿区弁天町107
- 営業時間:11:00~17:30
- 休業日:月・火・水曜日
- 電話番号:03-5237-1778
- 地図:Googlemap
- 最寄り:都営地下鉄大江戸線「牛込柳町駅」東口より徒歩約6分
草間彌生美術館は、大通り沿いを歩いていると突然見えてきます。周辺は住宅街で、建物もこじんまりしています。「こんなところに美術館があるんだ」と意外でした。
草間彌生美術館のチケットは日時指定の予約・定員制なので、入場時刻になるまで建物の外で待ちます。すぐ近くにカフェや飲食店などはなくゆっくり待つ場所がないので、時間ギリギリに着くのが良いでしょう。
MUTERIUM編集部と同じ時間帯には、スペインからの団体観光客がいました。さすが世界の草間彌生。草間彌生美術館には、海外の方も多く訪れているようです。
草間彌生美術館の展示構成と内容を紹介
草間彌生美術館は5階建てです。滞在できる時間は決まっていますが、それほど大きな建物ではないのですぐに回りきることができます。ここで、草間彌生美術館の各階の展示内容をご紹介しましょう。
1階:グッズが販売されているショップ
草間彌生美術館の入り口に入ると、まずはおなじみの水玉模様がお出迎え。写真撮影ができるので、インスタ映えにおすすめです!1階の半分はショップになっていて、グッズを購入できます。
2階:企画展示「集合の塊たち」で草間彌生の初期の作品を知る
草間彌生美術館の2階は、時期によって異なる企画展示のフロア。MUTERIUM編集部が訪れた時は「集合の塊たち」(2019年10月10日~2020年1月30日)の展示で、草間彌生が1961年から制作を始めた「集積」または「集合」シリーズの作品を観ることができました。
草間彌生といえば、カラフルな色使いを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、「集合の塊たち」は、少しイメージの違う、草間彌生の初期の作品を展示しています。
また、草間彌生は、1957年にアメリカに渡り、国内外でその名が知れ渡るようになりました。当時の雑誌のインタビューページや、草間彌生を紹介する新聞記事などの貴重な資料も展示されています。
3階:カラフルな絵画がたくさん
2010年に制作された、草間彌生の比較的新しい絵画とスカルプチュアが展示されています。草間彌生らしいカラフルな絵画が、フロアをぐるっと囲んでいます。
4階:最新作「天国への梯子」が面白い
今年(2019年)制作された「天国への梯子」という作品が展示されています。真っ暗な空間に、色が変わる水玉の梯子が置かれていますが…近付いてびっくり!
梯子の上下に鏡が設置してあり、どこまでも梯子が続いているように見える、面白い作品でした。
5階:かぼちゃのオブジェと草間彌生の関連本コーナー
草間彌生美術館の5階は半分屋上になっていて、外にはかの有名なかぼちゃのオブジェがあります。もう半分の屋内は、草間彌生に関する本が閲覧できる図書コーナー。草間彌生の作品集から、草間彌生が描いた小説や自伝まで揃っていて、草間彌生について詳しく知ることができます。
草間彌生がさく裂!水玉のエレベーターがかわいい
5階から1階の出口に向かうエレベーターがかわいいなと思ったので、おまけでご紹介!水玉になっていて「草間彌生美術館に来たんだなー!」という感じです。
まとめ:周辺散策もかねてアート鑑賞がおすすめ!
草間彌生美術館はこじんまりしていて、展示作品がすごく多いというわけではないので、すぐに回ることができます。滞在できる時間も90分と決まっているので、草間彌生美術館に行くのであれば、ついでに近くの神楽坂あたりまで足をのばしてみると1日楽しめるのではないかなと思いました。
草間彌生美術館はチケット予約が困難な人気の美術館ですが、定員が決まっているので、混むことなく、ゆっくり観て回ることができます。草間彌生美術館で、ぜひ気軽に楽しくアートを楽しんでみてはいかがでしょうか。