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2020年4月発売のポケモン×ダニエルアーシャムのコラボ内容を解説

特集
2020年4月ダニエル・アーシャム×ポケモンのコラボTシャツが発売
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2020年、世界的人気を集める愛らしいモンスターを描いた日本のアニメ・ゲーム、ポケモン(pokémon)が、ニューヨークを拠点に活動するオハイオ出身のアメリカ人現代アーティスト、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とのコラボレーションプロジェクトを発表しました。

なんと、現代アーティストでポケモンとのコラボレーションを果たしたのはこのダニエル・アーシャムが初めてなんです!

そして、このポケモンとのコラボレーション作品のカプセルコレクションが、2020年4月、ユニクロ(uniqlo)から販売開始となります。

ファッションやアート、サブカルチャー界で注目を集める、ポケモンとのコラボレーションを果たした現代アーティスト、ダニエル・アーシャムの作風気になりませんか?

今回は現代アーティスト、ダニエル・アーシャムの作品、ダニエル・アーシャムとポケモンのコラボレーションプロジェクト『Relics of Kanto Through Time(レリックス・オブ・カントー・スルー・タイム)』、2020年4月ユニクロから販売される「ダニエル・アーシャム×ポケモン(Daniel Arsham×pokémon)」コラボTシャツの詳細や気になる発売日をご紹介します。

現代アーティスト、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)の作風


ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)がアーティストを目指す契機となるトラウマ的事件が起きたのは、1992年、ダニエル・アーシャムが12歳の時です。

1992年、アメリカ合衆国に大きな被害をもたらしたハリケーン・アンドリューにより、当時12歳だったアーシャムの家は全壊してしまいます。

そして、全く同じ場所に全く同じ家を建てた。

ダニエル・アーシャムはこの工程を目の当たりにし、身近な空間に興味を持ちアーティストを志したそうです。

ダニエル・アーシャムのコンセプトといえば『Fictional Archeology(フィクショナル・アーキオロジー)』と『Future Relic(フューチャー・レリック)』。

『Fictional Archeology(フィクショナル・アーキオロジー)』は『フィクションとしての考古学』、そして『Future Relic(フューチャー・レリック)』は『未来の遺物』と訳すことがでます。

「フィクション」の「未来」の世界で発掘される、「現存」する本来の色彩や材質、機能や意味を失い、真っ白く風化した遺物としての製品や物事がダニエル・アーシャム作品の象徴となっています。

ダニエル・アーシャムは、正常な大多数の人と色が異なって見えたり感じたりしてしまう「色彩異常」の持ち主であり、この「色彩異常」も彼が白を基調とした作品を制作していることに由来しているようです。

鮮明な色や意味、確かな材質、有用な機能を失った製品や物事からなるダニエル・アーシャムの無機質な作品は地質学的材料で製作されており、文明や文化の本質や消滅、一方通行でしかない時間軸が垣間見えます。

そして同時に、「現在」という時間軸上に存在する、「未来」の世界で遺物となった「過去」を帯びる製品や物事。

ダニエル・アーシャムの作品は、過去、現在、未来を「現在」という一点に集中、衝突させており、時間や文明や文化といった概念を超越させた、ダニエル・アーシャム特有の時間軸を帯びた世界へ鑑賞者を誘導します。

2020年「ダニエル・アーシャム×ポケモン」のコンセプト『Relics of Kanto Through Time』の意味

前項で紹介したとおりダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)の作品は、寿命を果たしたかのように消滅してしまいそうな脆く既に儚くなってしまっているものが多い。

今回、ポケモン(pokémon)が発表した「ダニエル・アーシャム×ポケモン」のコラボレーションでも、ダニエル・アーシャムの作風は依然として一貫されています。

しかし、今回のこのコラボレーションは『Relics of Kanto Through Time(レリックス・オブ・カントー・スルー・タイム)』がコンセプト。

直訳は『時をかける関東(東京)の遺物』です。

2020年から1000年後の西暦3020年、もし2020年のポケモンを発掘したら?というのがこのコンセプトの意味だとダニエル・アーシャムは言及しています。

このコラボレーション作品は、ダニエル・アーシャム自身のコンセプト『Fictional Archeology(フィクショナル・アーキオロジー)』や『Future Relic(フューチャー・レリック)』の作風を残しつつ、生命に劣らない煌びやかさを持った鉱石が顔を出し、ポケモンが美しく結晶化している姿が彫刻作品として表現されています。

風化しているように見えても、目を凝らせば美しく結晶化している。

また、ダニエル・アーシャムは今回のコラボレーションでポケモンについて「幼少期から自分たちの文化や世界の一部のように感じていた」とコメントしています。

何年経っても愛され続けるポケモンへ募らせる、ダニエル・アーシャムからの敬愛や期待を感じられる、鮮度の高いコンセプトですよね。

2020年4月に予定されていた、東京での個展やパブリックアート展示は全て見合わせ、延期となってしまい残念ですが、「ダニエル・アーシャム×ポケモン」コラボTシャツがユニクロ(uniqlo)UTから登場することが決定しています!

しかもこちら販売開始間近です。チェックしていきましょう!

ユニクロから登場!1000年後も輝く「ダニエル・アーシャム×ポケモン」Tシャツ

ユニクロ(uniqlo)は、同社のTシャツブランド「UT」から、ダニエル・アーシャムが今回のコラボレーションでの彫刻作品制作のためのドローイングしたデザインを用いたカプセルコレクション販売を発表しました。

全国のユニクロ店舗、公式オンラインストアにて2020年4月24日から順次発売されます。

自宅に居ながら、通販でGETできるのもうれしいですよね。

アイテムは、メンズティーシャツ5色柄、ウィメンズティーシャツ2色、サイズXS~3XL、キッズティーシャツ3色柄と選り取り見取りの展開となっています。

価格は以下の通りです。

  • メンズ Tシャツ(5色柄)¥1,500+tax
  • レディース Tシャツ(2色)¥1,500+tax
  • キッズ Tシャツ(3色柄)¥990+tax
  • キッズ Tシャツ(3色柄)¥990+tax

ダニエル・アーシャムによって結晶化されたピカチューやプリン、ミュウツーなどのポケモンたちは生き生きと可愛らしい従来のポケモンとは違う、新たな魅力を持っています。

2018年に発表された2019SSのKAWS(カウズ)×ユニクロコラボの際、即完売し再販があったので、ポケモン初の現代アートとのコラボ、そして展覧会が延期になってしまった今回は尚、即完売、再販あるかなと予想しています。

ユニクロ公式サイトで「ダニエル・アーシャム×ポケモン」最新商品のラインナップを公開しているので、そちらも是非チェックしてみてください。

2020年4月24日発売、ユニクロ「Daniel Arsham×pokémon」お見逃しなく!

今回は、ユニクロUTから近日発売予定の「ダニエル・アーシャム×ポケモン」の詳細と進行中のコラボレーションプロジェクト『Relics of Kanto Through Time(レリックス・オブ・カントー・スルー・タイム)』、ダニエル・アーシャムの作風についてご紹介しました。

2020年4月24日販売開始の「ダニエル・アーシャム×ポケモン」コラボTシャツ是非GETしてください!

時間と空間を操り芸術を生み出す現代アーティスト、ダニエル・アーシャム。

そして個展、パブリックアート展示が見合わせ、延期となってしまいましたが、「ダニエル・アーシャム×ポケモン」のコラボレーションプロジェクト『Relics of Kanto Through Time(レリックス・オブ・カントー・スルー・タイム)』の今後の動きに期待したいですね。

現在世界で起きている出来事が、未来の世界ではどのような色、形を帯びているのか、『Relics of Kanto Through Time(レリックス・オブ・カントー・スルー・タイム)』なものになっていくのか、是非見てみたいです。

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