ポール・セザンヌ(Paul Cezanne)といえば、印象派もしくはポスト印象派の画家の一人と考えられていますが、セザンヌには「近代絵画の父」と呼ばれるもう一つの側面があります。 セザンヌはいったいなぜそのように呼ばれているのでしょうか。セ…
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- 2020年1月23日
ポール・セザンヌ(Paul Cezanne)といえば、印象派もしくはポスト印象派の画家の一人と考えられていますが、セザンヌには「近代絵画の父」と呼ばれるもう一つの側面があります。 セザンヌはいったいなぜそのように呼ばれているのでしょうか。セ…
印象派の画家といえばモネやルノワールを思い浮かべるかもしれません。でも、終始一貫して印象派でありつづけた画家がアルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)です。 シスレーは生涯を通して900点近くの油彩の作品を残していますが、そのう…
印象派を代表するフランス人画家の巨匠ルノワールは、肖像画家としても活躍しました。 「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」(1880)は、そんなルノワールの肖像画の代表作です。 「可愛いイレーヌ」の愛称で親しまれる本作は、「印象派主義の肖像画の…
ゴッホの作品は浮世絵から受けた影響が強く表れていることでよく知られています。19世紀のヨーロッパを風靡した日本の伝統芸術、浮世絵。ゴッホはこの東洋のアートにどのように出会い、そして浮世絵のどのような手法や特徴を自分の作品に取り入れていったの…
ミケランジェロといえば、「ダビデ像」などの彫刻作品で有名な芸術家ですが、名画と称賛される作品も残しています。その一つがシスティーナ礼拝堂の天井に描がいた「天地創造」。完成以来世界中の人々を驚嘆させてきたこの名作、いったいどんな作品なのでしょ…
ルネサンス最盛期に活躍したイタリアの巨匠ミケランジェロ・ブオナローティ。自身のことは「彫刻家」と呼んでいましたが、絵画や建築でも才能を発揮しました。ローマ、バチカン、フィレンツェなどの美術館や博物館で見ることができるミケランジェロの代表的ま…
江戸時代の風俗文化をベースに創作した少女たちの姿を描く、山口藍というアーティスト。 山口藍はその作品に和歌などの日本文化を取り入れ、また毛布を綿で包んだ「ふとんキャンバス」や貝殻、陶器など、一風変わった支持体を用い、日本的な美術工芸を独自に…
ドイツの彫刻家、クリスティアーネ・レーアは、タンポポの綿毛などの小さな植物の種子や動物の毛など、自然界の微小な素材を手作業で組み合わせた立体作品やインスタレーション、版画作品を制作するアーティスト。 クリスティアーネ・レーアが使う素材は私た…
パステルカラーの可愛らしい作品を描いたマリーローランサンは、日本でも人気のある女性画家、彫刻家です。マリーローランサンの作品の特徴は、やわらかで可愛らしい、幻想的な画風。そのやわらかい表現は、いわさきちひろを思わせます。 また創作活動だけで…
ミカ・タジマは2017年に東京のTARO NASUで行われた展覧会『TOUCHLESS』で話題となった、ロサンゼルス出身で現在ニューヨーク在住のアーティストです。 彫刻、絵画、メディア・インスタレーション(動画)やパフォーマンスなど多くの媒…