現在ニューヨーク在住のアーティスト、キキ・スミス。人間の身体に関心を持ち、生命と死、再生、また人間と自然との関わりを表現のテーマとした彼女の作品は世界的に人気を博し、多くのコレクターや若手アーティストの「お気に入りの作家」として君臨していま…
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- 2020年2月7日
現在ニューヨーク在住のアーティスト、キキ・スミス。人間の身体に関心を持ち、生命と死、再生、また人間と自然との関わりを表現のテーマとした彼女の作品は世界的に人気を博し、多くのコレクターや若手アーティストの「お気に入りの作家」として君臨していま…
戦後、日本の現代美術を推し進めた「もの派」という芸術運動をご存知でしょうか。 イタリアの芸術運動「アルテ・ポーヴェラ」とアメリカの「ミニマルアート」の影響を汲んだもの派の作品は、展示場所のサイト・スペシフィックの塾考、コンセプチュアルアート…
日本人が熱狂する芸術といえば、フランス印象派の絵画作品です。美術館で印象派展が開催されれば、休日は美術館が混雑し身動きが取れないほど。 ただ、鑑賞するときには「印象派とは何か」、その歴史的な成り立ちや技法などを気にかけず、なんとなく好きでみ…
石、土、木などのその地にある自然を用いて、アートを構成するランド・アート。アースワークとも呼ばれるこのカテゴリーは、どのような意味や影響を持っているのでしょうか。 自然との関わりの深い日本人の感性とも共通点のあるランド・アートは、日本独自の…
1940年代から発展したアメリカ・ニューヨークのアート「抽象表現主義」は、今なお世界のアートシーンに大きな影響を与え続け、その画家や作品のファンは後を絶ちません。ポロックやロスコなど抽象表現主義の画家および絵画は、現代アートのアイコン的存在…
芸術大学、美術大学は日本のアートシーンを支えるアーティストを排出する美術教育・研究機関ですが、そこへ入学するためには絵画やデザイン、彫刻など、希望する学科に応じて基礎的な技術や知識を身につける必要があります。 その受験のために美術の基礎力を…
江戸時代の風俗文化をベースに創作した少女たちの姿を描く、山口藍というアーティスト。 山口藍はその作品に和歌などの日本文化を取り入れ、また毛布を綿で包んだ「ふとんキャンバス」や貝殻、陶器など、一風変わった支持体を用い、日本的な美術工芸を独自に…
ドイツの彫刻家、クリスティアーネ・レーアは、タンポポの綿毛などの小さな植物の種子や動物の毛など、自然界の微小な素材を手作業で組み合わせた立体作品やインスタレーション、版画作品を制作するアーティスト。 クリスティアーネ・レーアが使う素材は私た…
ミカ・タジマは2017年に東京のTARO NASUで行われた展覧会『TOUCHLESS』で話題となった、ロサンゼルス出身で現在ニューヨーク在住のアーティストです。 彫刻、絵画、メディア・インスタレーション(動画)やパフォーマンスなど多くの媒…
17世紀のオランダ、バロック時代の画家フェルメール。その作品は今もなお人気を博し、フェルメール展が開催されると入場のために長蛇の列ができます。 そのフェルメールの絵画の中でも最も有名な作品といえば《真珠の耳飾りの少女》ですが、その少女のター…