六本木、森美術館での個展『塩田千春展:魂がふるえる』は平日にもチケットを買うために30分の行列ができるという盛況ぶり。展示内容はSNSでも話題を呼び、日本中の人がその展覧会に注目しています。 その人気アーティストである塩田千春の生い立ちを中…
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- 2019年11月26日
六本木、森美術館での個展『塩田千春展:魂がふるえる』は平日にもチケットを買うために30分の行列ができるという盛況ぶり。展示内容はSNSでも話題を呼び、日本中の人がその展覧会に注目しています。 その人気アーティストである塩田千春の生い立ちを中…
1960年代からアメリカのアートシーンに台頭した芸術スタイルであるミニマリズム。 なかでも彫刻や絵画のミニマルアートの分野において、無駄のない、限りなくシンプルな形状のインスタレーションは、初めて見る人に戸惑いを与えるでしょう。ミニマルアー…
17世紀オランダを代表する画家、フェルメール。バロック美術に分類される画家ですが、その一瞬を切り取ったような静謐な画風、細密な描写は唯一無二です。 2018年~2019年に東京・大阪で開催された日本史上最大規模の展覧会「フェルメール展」が記…
2019年の前期、インスタレーションを中心として美術作品を展開する作家のクリスチャン・ボルタンスキーの展覧会が、都内の国立新美術館を中心に、大阪・中之島の国立国際美術館と長崎県美術館を巡回して行われました。クリスチャン・ボルタンスキー展『L…
クリムトはオーストリア、ウィーンを代表する19世紀の画家であり、その耽美で美しい女性像と、「黄金様式」と呼ばれる金のきらめくデザインチックな画面装飾で、現代の日本でも非常に人気のある美術家です。 クリムトが活躍した当時の19世紀は、フランス…
イギリス出身で21世紀に最も重要とされる世界的アーティストの一人であり、その作品《神の愛のために》が2007年に日本円にして38億という当時の美術のオークションで史上最高額を記録したことで知られる、ダミアン・ハースト(Damien Hirs…
近代日本を代表する画家の1人であり、エコール・ド・パリを代表する画家でもある藤田嗣治 (レオナール・フジタ、1886-1968)。彼は自画像や戦争画も描いていますが、藤田嗣治といえば「乳白色の裸婦」が代名詞です。その裸婦たちは陶器のようなつ…
19世紀後半から、ポスト印象派の時代のフランスで狂瀾の人生を生きた画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(フィンセント・ファン・ゴッホとも)。生前はほとんどその作品が世間に認められる事がなく、自責の念から自傷行為を繰り返したといわれています。 そ…
パリが愛した日本人、あなたはフジタを知っていますか? “死の棘”で第43回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ、そして国際批評家連盟賞をダブル受賞した小栗康平監督、そして大ヒット映画”アメリ”…
「ビエンナーレ」や「トリエンナーレ」といった言葉を耳にしたことはあるでしょうか。 近年では雑誌や広告、チラシなどの様々なメディアを通して、よく目にすることがあります。今回は最近の芸術祭から歴史ある有名なものまで、ビエンナーレとトリエンナーレ…